TOEICのスコアアップ戦略11「ボキャブラリーアップ(1)」

ボキャブラリーを増やすというのは、とっても大事とはわかっていてもなかなか難しいものです。でも、知らない単語ができるだけ少ない方が、英文を読むにも、英文を聞くにも有利ですよね。

たいていの人がそうだと思いますが、知らない単語に出会うと、そこで意識が取られて止まってしまいがちです。その単語がわからないから、次のフレーズが頭にすっと入っていかないので、その先が全くわからなくなってしまうのです。

慣れた人なら、知らない単語はスルーして、大体の予測を立てて意味を理解するというやり方をしているそうです。でも、知らない単語が多すぎると、予測の立てようもないですよね。

ボキャブラリーは、地道な努力が必要です。でも、根性で大学受験のように無理やり覚えなくてはと自分を追い込むほどのことはありません。

要は、どうやって覚えるか?です。

エビングハウスの忘却曲線というのがあります。人は、初めて覚えたものは24時間後には10〜20%しか覚えられないものなのです。でも、忘れ出した頃、例えば7時間後にもう一度覚えると、その分覚えられる範囲が広がります。忘れた頃にもう一度覚え直すという作業が必要になってくるのです。一度で覚えられなかったからと、自分を責めてもいいことなしです。

TOEICのスコアアップ戦略10「シャドウイング(3)」

TOEICスコアアップ最短のためには、リスニングとリーディングのどちらかに勉強の比重を偏らせてはならず、どちらも力を入れていく必要があります。

シャドウイングは、基本的にはリスニングの力をつける方法になりますが、これを続けていると、案外リーディングにもいい結果が出て来ます。

なぜかというと、シャドウイングをきちんとやっていると、うまくおうむ返しができないところが出て来ますので、そこをスクリプトで確認し言えるようにする作業を地道にやっていると、英語の文章のパターンがそのまま頭にインプットされるからなのです。

ただし、スクリプトを確認せず、わからないところをそのままにして口だけ動かしたのでは、英文インプットはできないので、それでは効果が上がりません。

英語の文章は、日本人が日本語を英文に置き換えるような、学校英語ではうまくいきません。ネイティブが書く英語をそのまま頭に詰め込んで、自分がしゃべったり書いたりするときにはそれを借用する、という作業が必要なのです。

英語ネイティブが使う表現を頭に入れるためには、もう一つ、シャドウイングも同じ文章を何度も行うことです。私の先生は、音読も一つの文章につき100回やれとおっしゃいます。正直大変ですが、やってみると、50回位を超えたくらいからほとんど暗記で言えるようになるのです。英語も暗記してその中から使いたいことを引っ張り出していくという脳内作業ができるようになると、しめたものです。素早く英文が頭の中で理解できるようになって来ます。

TOEICのスコアアップ戦略9「シャドウイング(2)」

シャドウイングをする上で大事なこと、一つは、自分は小さい声で話すということです。英語が聞き取れるくらいにボソボソと話すだけで大丈夫!通訳の人たちは、日本語を正しく普通の声で話しながら英語を聞くので、シャドウイングをするときも普通の声量で話さなければならないらしいですが、通訳にならないなら、ボソボソでOKです。

もう一つ大事なことは、シャドウイングする英文の内容や英語で話されている言葉一つ一つを理解できているかどうか?ということです。

オウムがオウム返しをするのと同じではいけないのです。内容をきちんと理解し、どういう言葉が使われているかを聞き取りながらシャドウイングできることが理想です。

そうは言っても、そこまで聞き取りながらシャドウイングをするのは難しいです。そこで役に立つのが、スクリプトです。

スクリプトがあれば、わからないところは調べることができます。どこが聞き取りにくいか、どこが言いにくいか後から知ることができます。ここが超最重要な部分です!

聞き取れないところや発音できないところを、徹底的になくすことこそ、英語が身につく条件です。これを繰り返せば、TOEICのスコアも必ずアップします!間違いなく!

TOEICのスコアアップ戦略8「シャドウイング(1)」

シャドウイングという言葉をご存知ですか?

英語通訳の学校で、生徒が最初に訓練に使う方法です。

中学校で、”Repeat after me,”と先生が言って、文章を全部言い終わった後に繰り返すのとは違います。英語音声を聞いたら即座に、スピードもそのままそっくり真似するように直後について言って話すトレーニング法です。

シャドウイングは、英語を生のスピードで理解するのに非常に役立ちます。書いてあればわかるけど、聞いたときにわからない、というのは、早さについていけないのが問題です。早さに適応し、自分が話すときもそのスピードで言えたら・・・それが憧れですよね!

シャドウイングは、その他、ネイティブの英語イントネーションを身につける大事な訓練法です。英語の上手な人は、皆イントネーション、つまり発音だけでなく文章としてふさわしい音の高低差があるのです。言いたいことを表す単語は強く、そうでないところは弱く、というメリハリがあって、初めて相手に言いたいことが通じます。日本語のように、いつでも同じ高さや早さで話してしまうと、英語では相手は聞き取ることができないのです。

TOEIC L&Rテストでは、スピーキングはありませんが、数年前からできたSpeaking & Writingテストもあります。企業によってはS &Wテストのスコアも必要になる場合があります。話すことを前提に英語を学んでおくのは大事です。

TOEICのスコアアップ戦略7「リスニング(4)」

「ス○ードラーニングのような教材は効果があるのか?」

この話題は、英語の学習法でよく出る話ですね。聞き流すだけで英語が話せるようになる、というタイプの教材です。

実際長年よく売れている教材ですから、売れるだけの理由があると言えます。何と言っても、触れ込みが「聞き流すだけ」。とても魅力的です。努力なしで英語が身につくと思ってしまいますよね。

ただ、この教材をそのまま使っただけで、話せるようになったという人を、私は知りません。

ス○ードラーニングは、教材の内容(コンテンツ、会話の内容など)は素晴らしいものです。けれども、これをただ聞き流すだけでは身につかず、この教材を覚えるほどよく聞いたら、今度は覚えるほど言えるようにならなければなりません。

次のページで取り上げますが、聞いたものをそのまますぐ後についてほとんど同時に口を動かして喋ることをシャドーイングと言います。通訳の学校では、最初に訓練として使われるものです。シャドーイングして、しかも何十回と繰り返し暗唱できるようになるまでその教材を使いこなせば、ス○ードラーニングであっても効果が非常に高く出ます。

くれぐれも、本当に聞き流すだけで英語が喋れるようになると勘違いなさらないように。

TOEICのスコアアップ戦略6「リスニング(3)」

今度は、少し早い録音のものを聞きたい方にお勧めなリスニング教材をピックアップしましょう。

これは、内容が好みであれば、なのですが、ビジネス書を読み上げた録音は非常にお勧めです。ビジネス書は、小説などと違い、文体がとてもシンプルでわかりやすく書かれています。また、理路整然としているので、内容もかなり理解しやすくできています。ビジネスをされている方なら、ビジネスの勉強もでき、一石二鳥です。英語のサイトを探すと、無料でそのような音声を公開しているものもありますので、是非活用してみてください。もちろん、音声学習用の教材として販売もされています。ただ、もっとも、ビジネス書に興味がない方にはこれはちょっとやりにくい方法かもしれません。

その他、NHKの教材を使うのもお勧めです。一時期、チャロが大変人気でした。かわいい子犬が自分の飼い主を探してアメリカと日本を旅する話でした。上級者にはちょっと物足りないかもしれませんが、スピードもそこそこで良い教材です。

上級者なら、ニュースで英会話という、これもNHKの番組ですが、この5分番組やホームページを活用するのが良いでしょう。スクリプトも公開されていますし、音声も、実際アナウンサーが話したものの他、通常スピードとゆっくりスピートの2種類が聞けるので、とても素晴らしい教材です。

TOEICのスコアアップ戦略5「リスニング(2)」

発音ができるようになったら(簡単に言いますが、発音が正確にできるということは大変な努力の結果です)、今度は本格的に聞き取りです。

初心者は、ゆっくりとした発音で聴きたくなると思います。現に、中学1年生で使うリスニングの音声などは、ありえないほどゆっくりです。

でも、これは実はお勧めできません。初心者であっても、です。

実際に会話するところを想像すればわかるように、あんなにゆっくり話す人は全くいません。それから、一語一語区切って話す人もいないのです。

現実に使う英語を聞き取れなければ意味がありません。

でも、そうはいっても、早すぎると何をいっているのか全然わかりませんよね。では、初心者でも程よいスピードはどのくらいなのでしょうか?

私がお勧めするのは、子供の絵本読み聞かせ用の録音です。

絵本の内容によっては難しい表現を使っているものもありますが、例えばArnold Lobelの”Frog and Toad”は、たまに関係代名詞なども出てきますが、大体が平易に書かれていて文章もわかりやすいです。中学生の英語の教科書にも使われています。また、ネイティブの子供がなんども聞くものなので、文体が大変素晴らしいです。しかも、かなりゆっくりですが、実際に使われている早さです。単語同士が結びつきあった発音も多数出てきます。リスニングが苦手という人で、絵本が好きな人は是非お試しください。

TOEICのスコアアップ戦略4「リスニング(1)」

ここからは、公式問題集以外の、一般的な英語力アップ法をお伝えします。

まずは、リスニングから。

リスニングが苦手という人は、日本人は多いです。なぜだと思いますか?

それは、英語の発音が、日本語で使う周波数と全然違うからなのです。英語の,特に子音は高い周波数のものが多いです。また、日本語は子音と母音がいつでも組み合わさって発音されますが、英語は子音だけの発音が非常に多いため、日本人の耳には聞き取りにくいのです。

ですから、まず、その子音を聞き取れるようになる必要があります。もちろん母音もです。母音は、日本語では「ア・イ・ウ・エ・オ」の5つしかありませんが、英語は「a」だけでも何種類もあります。また、短母音・長母音、「オー」とただ伸ばすものから「オウ」と途中で変化するものまで、とても多彩です。

では、どうやってこれを聞き分けられるようになるのか?

それは、あなたがきちんと自分で正しい発音をできるようにならなければなりません。まず、自分でできるようになる。すると、できるようになった発音に関しては、徐々に聞き取れるようになっていきます。少しずつ、発音できるものを増やし、そして聞き取れる発音を増やしてく、という地道な努力が必要です。

TOEICのスコアアップ戦略3「TOEIC公式問題集(3)」

4、TOEIC公式問題集を解き直す

もう一度、同じように解き直してみます。この時は、時間制限はなくてもいいでしょう。大事なことは、全部答えられるようにすることです。あなたの英語力によっては全部は無理という場合もあるでしょうが、できるだけ全部答えられるようにしましょう。

 

5、問題と解答を覚える

覚えるのは大変ですが、これには、とても大事な理由があります。

1つは、公式問題集に出てきた単語を全部覚えることができるという点です。単語は、文章でどう使われるかまで覚えないと、なかなか定着しません。ですので、丸ごと覚えるということは、TOEICの頻出単語の多くをそのまま覚えてしまえるということになります。非常に効果が高い方法です。

もう一つは、TOEICに限らず、英語の学習全てに言えることですが、たくさんの教材を1度だけやるのは効果が低いことがわかっています。同じ教材を、スルメを噛むようになんども何度もやることによって、初めての文章、初めての会話もスーッと頭に入ってくるようになるのです。ここは本当に大事なので、ぜひ実践していただきたいです。

 

6、どうしてもわからないところは、別の参考書や別の教材、レッスンなどで補う

最終的に、一人ではわからないところは誰かに聞くしかありません。ぜひ、いい先生・いい教材に巡り合って疑問をどんどん解決していってください。

TOEICのスコアアップ戦略2「TOEIC公式問題集(2)」

TOEICの公式問題集の使い方です。

1、まずは、一通りやってみる。

とにかく、一度本番のように時間を計ってやってみます。やってみると、案外大変なのがわかります。特に、英語に普段から接していない人は、リスニングの途中で集中力が途切れてしまい、ボーッと過ごすことになってしまいます。リーディングは分量が多く、最後までやれないというパターンになりがちです。

ですので、まずは本番通りやって自分の現在位置を知りましょう。

 

2、答え合わせをする

回答がありますので、答え合せをして、おおよその想定スコアを計算します。

TOEICは問題一つ一つに点数をつけるのではありません。参加者全員の回答をデータ化し、それを元にスコアが計算されます。この方法は、内容は明らかになっていませんが、統計学を用いた算出法で、その時のテスト内容の難しさに影響されないスコア決定方法なのだそうです。

公式問題集の想定スコアは範囲が広く、「235〜325」のようにしか表してくれません。ちょっと物足りないですが、おおよそを知るだけになります。

 

3、間違えたところをチェックし、理解する

ここからが本番です。

間違えたところを修正し、なせそうなるのか、どうして間違えたかを突き詰めます。結構「なぜ?」と思うこともありますが、解説がついているのでそれなりにわかる場合が多いです。ただ、問題によってはかなり高度な英語力を問うものもあり、解説抱ければわからないこともあります。これは、その人の英語力によりますね。